お産の恨みは深い。

1人目の出産の時です。

妊娠中ずっと張りがかなり強かったため、ある晩(今夜はいつになく張りが強いなぁ)と感じてはいたのですが、陣痛だとは気付かずに普通に就寝しました。

でも赤ちゃんも割とよく動くし、何となく時計で間隔を見ながら寝られずにいると、深夜2時に「ゴォン…」と骨盤の中に響く衝撃があったと同時に、破水したのです。

旦那を起こして大慌てで支度をして入院となりました。

陣痛室でようやく陣痛態勢に入った頃、まだ痛みは「だいぶ強めの生理痛」といった感じでした。夫は何をするでもなくソファでボーッとしていたので、「寝てていいよ。さすってもらう程でもないし…」と言ったのです。

とはいえ私だって初めての出産ですから正直不安で一杯でした。本音は「寝ないよ。産まれるのに寝るわけないじゃん」などという反応を予想していたのです。ところが夫は「あ、そぉ?じゃ切羽詰まったら起こしてよ」と言って本当に眠ってしまったのです。

孤独になった途端に陣痛が強く感じられました。
そして、何だか女としてとてもミジメな気分でした。

しばらくすると担当の助産師さんが様子を見に入ってきました。そしてソファで爆睡している夫を二度見して「旦那さん寝ちゃったの?」と私に聞きました。「えぇ、そりゃもう待ってましたとばかりに…」と言うと「…珍しいかも」と言いました。

結局、夜が明けて8時くらいになった頃さすがに起きました。私をさすったりしてくれるのかと思いきや、寝ぼけ半分くらいの状態で、いの一番に会社に電話連絡をしに部屋を出て行ってしまったのです。そして結構長く帰って来ない…。

初めてのお産はとにかく必死で薄らボンヤリとしか記憶がないのですが、夫へのイラ立ちが出産のパワーの7割ぐらいを担っていた事は憶えています。

今だに何かあるとその時の話を持ち出して夫をチクチクと責める私です。…多分一生パワーを落とさず責めるでしょう。

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